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丹東概要
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丹東概要

 丹東は、遼寧省の東南部、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)との国境にある中国最大の辺境都市で、市街地の振興区、元宝区、振安区と、東港市、鳳城市、寛甸満族治県の行政区画を管轄している。鴨緑江を挟んだ対岸は北朝鮮の新義州市。総人口は約240万人。その住民は漢族のほか、満州族、モンゴル族、回族、朝鮮族、シボ族(?伯)など28の民族から構成されている。とくに満州族は総人口の32%を占め、主要な居住地区のひとつとなっている。

市の総面積は14,910kuで、長白山系の南端の丘陵地帯(平均海抜400m)に位置するため、総面積の75%が山地となっている。年間平均気温は79℃で、最高気温が34℃、最低気温が零下20℃となっている。夏は78月の50日前後と短く、冬は180日を超えるなど、典型的な大陸性気候となっている。年間降雨量は1000mm前後あり、鴨緑江と合わせ、水資源には恵まれている。

丹東は、周王朝のときに中国の管轄下に置かれてからは、歴代の中国と朝鮮を結ぶ朝貢ルートにあり、秦代以降はさらに日本まで延びるシルクロードの重要な中継都市でもあった。なお、丹東市は1965年以前は安東市という名だったが、これは唐代に安東都護府が近く(現在の平壌)に置かれたことに由来している。

鴨緑江大橋

中国の丹東市と北朝鮮の新義州市を結び12の橋脚をもつ橋で、全長は946m。橋は上流側が車両・対人用(=鴨緑江端橋)、下流側が鉄道専用となっている。1931年に建設が始まり、1943年に完成した。ところが、朝鮮戦争のときアメリカ軍の攻撃を受け、もとは2本あった橋のうち、1本は完成に破壊されてしまい、現存する橋にも記念として、そのときの傷痕が残されている(鴨緑江端橋のほう)橋の真ん中が国境になっているが、旅行者は橋の入口までしか行けない。


錦江山公園

市街地の北部に位置する公園。1937年に造園を開始し、完成当時は『鎮江山公園』と呼ばれていたが、1965年に現在の名称に変更された。75haの敷地は、遊園地と動物園の2つの地区で構成されている。公園の長城にある『錦江亭』からは丹東の市街地と北朝鮮の新義州市を見渡すことができる。


抗美援朝記念館

1958年に設立された・朝鮮戦争に関する展示を行う記念館で、1965年に改称されるまでは『安東抗美援朝記念館』といっていた。

虎山長城

丹東の北約20kmの寛甸満族治県虎山郷虎山南麓にある長城で、建造は明の成化五年(1469)に始まったとされ、いわゆる『万里の長城』の東端であることが確認された。

1992年に修復が開始され、現在では約700mが完成した。修復された長城には7つの敵楼、戦台があり、高さは6m、幅は底部5m。頂部で4mとなっている。

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